土方歳三の資料館がある函館へ行く

土方歳三といえば新撰組時代に局長である近藤勇の右腕として組織を支え、鬼の副長と恐れられた人物として有名である。

戊辰戦争では旧幕軍側の指揮官として活躍し、「蝦夷共和国」では軍事治安部門の責任者も務めた。

戊辰戦争の最後の戦場となった函館五稜郭で銃弾を受けて戦士。

現代にまで強烈な印象を残し続ける土方だが享年34歳と短い生涯であった。

土方歳三の資料館が函館にオープン

函館に記念館がオープンしたのは平成15年。

「土方歳三函館記念館」となってはいるが、土方に関するものだけではなく箱館戦争や幕末に活躍した人々など数多くの資料が収蔵品が展示されている。

館内にはグッズショップの併設されているので、訪れた際には記念に土方歳三に関するオリジナルグッズを購入することも可能だ。

土方歳三の資料館にある人気の収蔵品とは？

ここに訪れる際に必ずと言って良い程にお目当てとなる収蔵品が土方が愛用した刀「和泉守兼定（いずみのかみかねさだ）」であろう。

2015年に刀を擬人化したオンラインゲームの『刀剣乱舞』がリリースされたこともあり、この刀を目的に記念館を訪れる人も少なくない。

函館の記念館では「和泉守兼定」の他にも「堀川国広（ほりかわくにひろ）」も展示されている。

刀剣女子にとっては必見の記念館だ。

土方歳三の資料館 函館へのアクセス方法

土方歳三函館記念館へのアクセスは、函館駅・函館空港から車で10分、バスでも15分ほどで行ける。

タクシーを使っても1,200円前後で行く事が可能。

函館観光をお得に楽しみたいという方には「市電・函館バス共通1日2日乗車券」がお得だ。

乗車券を提示すればレストランや施設の割引を受けられるなどのサービスもある。

土方歳三函館記念館の詳細

所在地：〒040-0022 北海道函館市日乃出町25-4

営業時間：9:00～18:00

定休日：なし

TEL：0138-56-2801

HP：http://www.romankan.com/

交通アクセス：

1.函館駅から車で10分

2.函館空港から車で10分

3.函館駅から啄木小公園方面へバスで15分

まとめ

土方歳三函館記念館（土方・啄木浪漫館）は土方歳三と石川啄木という全くジャンルの異なる2人の人生を一度に体感出来る「哀愁テーマパーク」と銘打った稀有な施設となっている。

函館駅や函館空港といった主要ターミナルから車で10分とアクセスも良いので函館観光の際には是非とも立ち寄り、土方が捜し求めた「和泉守兼定」と「堀川国広」を見るだけでも十分足を運ぶ価値があるだろう。

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