現代ヤングジャンプに掲載されている漫画『ゴールデンカムイ』に登場するキャラとして幕末の侍、土方歳三が描かれている。
ゴールデンカムイの作品の設定では土方は箱館戦争では戦死しておらず生き延びていることになっており、収容されていた網走監獄から脱獄し北海道を独立を目論見ながら元新撰組の永倉新八などに呼びかけ、新たな戦いに向け戦力を集めている様子が描かれている。
土方歳三は実物もイケメン
漫画『ゴールデンカムイ』では長い白髪で腰には愛刀の〝和泉守兼定〟を拵えている。
漫画で描かれているのに負けず劣らず、実際の土方歳三のかなりイケメンであった。
幕末の当時、日本人男性の平均身長は160cm前後だと言われているが土方は残っている記録から167~176cmくらいはあったのではないかと推測されている。
かなり幅はあるが平均よりも高かったのは間違いないだろう。
また、女性からの恋文を箱に詰めて実家に送ったなどの逸話も残っており、やはり女性からの人気も相当なものであったようだ。
土方歳三の愛刀〝和泉守兼定〟
漫画『ゴールデンカムイ』でも作中のキャラの土方は腰に〝和泉守兼定〟を差している。
〝和泉守兼定〟とは、日本刀の銘・名刀匠の名称で、有名なのは2代目の之定である。
鬼の副長土方が実際に愛用した〝和泉守兼定〟は11代目か12代目作のものだと言われており、その実物は現在函館にある『土方歳三函館記念館』に貯蔵・展示されている。
また、この記念館には土方の脇差である〝堀川国広〟もあるので訪れる際には合わせて観覧したい。
土方歳三函館記念館
土方歳三函館記念館は函館駅と函館空港の中間地点あたりに所在し、車で10分ほどで行ける。
ここには土方歳三に関するものだけではなく、幕末期の貴重な資料が多数貯蔵・展示されている。
また、2階建てとなっており2階は石川啄木の記念館となっていることから「土方啄木浪漫館」とも呼ばれている。
まとめ
・土方歳三は『ゴールデンカムイ』の作中だけでなく実物もイケメン
・愛刀の〝和泉守兼定〟は現物を土方歳三函館記念館で見ることができる
・『ゴールデンカムイ』では土方は箱館戦争で戦死していない設定だが本当にそうだとする都市伝説もある
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